越前和紙名刺

越前和紙とは

紙祖神 川上御前が伝えた1500年の伝説。
今から1500年ほど前。今立五箇を流れる岡太(おかもと)の上流に美しい姫が現れ、「この村里は、清らかな谷水に恵まれているので、紙を漉けばよいでしょう。」と里人に紙漉きの技を教えたそうです。里人はこの姫を「紙祖神川上御前」とあがめ、岡太神社を建ててお祀りし、紙漉きの技を今に至っています。

3種類の名刺

  • 人間国宝 岩野市兵衛氏「純楮一枚漉き名刺」
    人間国宝 岩野市兵衛氏(福井県唯一)の主に浮世絵などの木版画に使われる「越前生漉奉書」の元となる日本産の「那須楮」を100%使用した、純楮一枚漉き名刺です。原料から制作まですべて手仕事です。大変希少な和紙です。
  • 一枚漉きに特殊加工したキラ名刺(女性に好評)
    「一枚漉き」に特殊加工を施した和紙の名刺。古くは平安時代の貴族にも使われている料紙に使われるキラ(雲母)を施しました。
    料紙とは文様をキラで刷り込んだり金銀箔の装飾を施した紙のこと。飽きが来ない和柄をシンプルに白で表現しております。和紙柄は多数ございます。ご連絡頂けたらサンプルをお持ちして伺います。
あおい
一番人気の商品です。葵の模様は古来から現代まで家紋としても使われます。 地味な印象の柄ですが、文字を入れると柄がひきたち、文字の力で葵の柄に動きが現れ面白く品があると好評をいただいております
花唐草
運命を絡めとると言われる唐草に小さな花をあしらいました。
一枚一枚の文様が違っており、唐草の動きが面白い柄です。
観世水
観世水とは渦をまく水の文様。扇面や着物などに使われることが多いです。主に年配の男性や女性に好まれる図柄でしたが、最近は若い年代の方にも人気があります。
日本独特の文様は日本から海外まで好評を得ております。きらびやかな渦の中に浮かぶ字は名刺を渡す相手のココロをとらえます。

日本人に最も好まれる桜。
桜の花柄を和と洋を問わずに使える柄に仕上げております。1 年を通して使われる柄で飲食業に人気です。
桜吹雪
桜吹雪は日本人に最も好まれる桜を細かい図柄で表現した商品です。桜の柄は春から冬まで一年を通して使われており雅な印象を渡した相手に与えます。
特に海外出張が多い方や和のイメージを相手に示したいかたにはお勧めの名刺です。
市松
市松は歌舞伎役者が袴に用いたことから人気を博し、江戸時代から現代までこの粋なパターンは人気を博してます。
現代にも通じる単純な図柄は名刺を渡す相手に粋な印象を与えます。40代から60代の男性に人気がある柄です。

大、小の雪の結晶の柄です。
洋風なデザインで冬の季節に重宝されるがらです。冬の季節を意識してお使いください。

日本では昔話でおなじみの鶴。縁起のいい鳥として有名です。
実は鶴は日本だけでなく欧米でも「神秘の鳥」「幸運のシンボル」とされております。
30代から40代までの女性に好まれる事が多い柄です。
唐草
唐草は福運を絡めとるとも言われております。
洋の東西を問わず歴史的に見ても高貴な文様として重宝されました。文字を入れますと品格があふれます。
麻の葉
麻の葉の模様は和柄を代表する最も人気のある文様です。
古くから着物や浴衣などのも使われ日本人に馴染みの深い模様です。
洋花唐草
運命を絡めとると言われる唐草に大きめの花をあしらいました。
艶っぽい柄で大人の女性の人気です。
流水
流水は流れる水をモチーフに造られた文様。川の流れる様を極力単純化した文様でシンプルな柄です。
人生は川の流れのようなもの。流れゆく中での人と人との出会いを大切にしたいですね。

  • 一枚漉き(耳付き名刺)
    昔からの一枚漉き(耳付き名刺)は多くの人に使われてきました。
    お客様へお渡しする「一枚漉き 耳付き名刺」は、高級名刺の定番です。

3種類の印刷方法

  • 手書きデザイン
    職人による文字をデザイン
  • 活版印刷
    活字(下写真)・亜鉛凸版にインクをつける印刷方式。
    文字がはっきりと力強く、手触り感が全く違います。
    手で触って頂いて 和紙の風合いをより楽しむことが出来ます。
    活字
  • オフセット印刷
    活字を使用しない平面印刷する方式
    制作したデザイン(データ)をそのまま印刷いたします。
    簡易な印刷ですので、微妙な色は出にくいですが
    低価格で印刷を楽しむことが出来ます。

上記の様に印刷方法が違いますがそれぞれの特徴を
活かした印刷方法をお選びください。

※人間国宝岩野市兵衛氏の名刺は活版印刷しか印刷できません。

印刷サンプル

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